​ＮＰＯ法人はるの成り立ち

　ＮＰＯ法人はるは、2019年2月に設立いたしました。
　障がいのある方、特に医療的ケア等が必要な重い障がいのある方たちが、笑顔で自分らしい生活が送ることができる社会になることを目指して立ち上げた法人です。
　サポートルームぼっちぼっちは、元々は町田市にあるＮＰＯ法人ほっと・ステーションららの下で2012年11月に開始した、重症心身障害児対象の児童発達支援と放課後等デイサービスです。医療的ケアのある子ども達が多く利用し、手厚い看護体制で支援を行っています。
　ぼっちぼっちに通うことで、子ども達は様々な経験を積み重ねたり、お友達やスタッフとの関わりの中で感情表出が豊かになったり、お気に入りを増やしています。ひとりひとりがそれぞれ素敵な個性の持ち主で、毎日笑い声に包まれながら楽しく過ごしています。
　放課後等デイサービスは、高校卒業をもって利用が終わります。ところが今度は、高校卒業後の進路先の確保が、医療的ケアが必要な方にとって年々厳しい重大な課題となってきました。保護者の方からの切実な声を受けて、地域に根差した活動を行うため、こうして前法人から独立をして新法人を立ち上げた次第です。
　出来たばかりの小さな法人ですので、いきなり大掛かりなことはできませんが、「障がいが重くても笑顔で自分らしく暮らせる相模原」を目指して一歩一歩進めていきたいと思います。
　実現には多くの支援も必要となります。私共の趣旨にご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長　　　新田　文恵